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真田幸村の来訪は、『甲斐の虎』武田信玄の使いを意味するものもあり、流石の小 十郎も、政宗を差し置いて追い返すような真似は出来ない。 (真田か…) 来訪者の名を耳にした瞬間、小十郎は口の中で苦々しく呟いた。 同時に、それまでの自信に満ちた態度は何処へやら、両手を胸元にあててオロオロ し始めた政宗に視線をやる。 『武田の秘蔵っ子』『日の本一の兵』の名を持つ紅蓮の若武者は、『隻眼の蒼竜』 たる政宗が認めた数少ない人物である。 だが、政宗が幸村を気に掛けているのは、好敵手としてだけではない。 はじめて刃を交わして以来、政宗は、事あるごとに彼の名を繰り返しては息巻いた り、時には物思いにふける事もしばしばである。 そんな彼女の姿は、兵たちの間で「もしかすると、筆頭はあの赤いのにホの字な んじゃねぇの」 と噂が立つ度に、「くだらねぇ事を言ってんじゃねぇ」と睨みを きかせて流布するのを阻止し続けているのだが、小十郎自身、彼に対する政宗の様 子を見ていると、そろそろ何かしらの処置を取らなければならない、と考え始めて いた。 「真田って、あの元気なニ槍の熱血野郎か」 「ああ…」 元親も、幸村とは先の武闘大会で顔を合わせているので、彼の事は憶えている。 「でも、いくらなんでも俺たちと対峙した瞬間、鼻血吹いてブッ倒れる事はねぇよ なぁ。あれには笑ったぜ」 「…そこまで言う事ないだろう。あれでも俺が、唯一認めたヤツなんだぞ」 「へぇ。そりゃ武士としてか?男としてか?」 「それは…」 頬を紅潮させて言いよどんだ政宗の様子に、元親は曰く有りげに目を細める。 「なあ、一緒に行っていいか?真田には、俺も久しぶりに会ってみたいし」 「てめぇ…まさかアイツに、下らねぇ事吹き込むんじゃねぇだろうな?」 「ンなコトしねぇよ。だいいち俺、年下には興味ないし」 アイツ、四国の弟たちに似てる所あるから見てて楽しいんだ、と言われて、政宗は 元親の同行を許可した。 本当は自分ひとりで会いたいと思う反面、おそらく彼とふたりきりでは、緊張して ロクに話も出来なくなると感じたからである。 憎まれ口なら幾らでもきけるのに、いざ本当の気持ちを打ち明けようとすると、そ れまで滑らか過ぎるほどだった己の舌は、ぴくりとも動かなくなってしまうのだ。 「よし。じゃあ、いっちょ行くとすっか」 「ちょ…wait a moment!酒臭いままじゃ、アイツの前に出られない!」 「……あんだけ飲んどきながら、今更何言ってんだよ。俺もいるんだし、真田だ って『ああ、宴会してたんだな』くらいにしか思わねぇよ」 「それに、この服じゃ…もう一度着替え……」 「わざわざ甲斐から、お前に会いに来てんだろうが。あんまり待たせちゃ悪いだ ろ?」 「で、でも…!」 今日の政宗は、胸元を大きく開けたいわゆる『勝負服』を身に付けていた。 ただ、それはあくまで元親に対して引けを取らぬ為であって、気になる異性の目を 引くものとは、まるで目的が違う。 おそらく、このまま幸村に会おうものなら、正しく前回同様「破廉恥でござる云 々」と、卒倒されるかも知れない。 他の人間にならともかく、政宗は、彼にだけはそうした類の台詞は言われたくなか ったのだ。 すっかり慌てふためいてしまっている政宗を見かねた元親は、近くの者に濃いお茶 を持って来るよう頼むと、懐から手拭用の織り布を小さく引き裂き、政宗に渡した。 「それで軽く舌の汚れ拭ったら、茶を飲みな。あと、これも」 そう言って、腰に巻いていた二本の飾り帯の内の一本を外すと、政宗の胸元にあて がう。 政宗の服に映える色合いのそれは、縮み織りの微妙な形状も手伝って、まるで飾り 襟のような彩りを与えた。 姉貴7
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1 オヤカタサムァァァァァァァァァアアアア(754) 2 【気化】なんか暑くね? 摂氏283度【昇華】(17) 3 ユキムルァァァァァァァァァアアアア(754) 4 幸村様が殴られたらageるスレ 101発目(208) 5 ◆ 本気で再就職先を探すスレ・Part4 ◆(402) 6 こんなお館様はドロップキックだ(330) 7 この野菜を買ったら彼女ができました^^v(787) 8 川中島抜け道MAP作らないか?(899) 9 お館様の面をかぶってみたいヤシの数→ (656) 10 油性マジックを落としたいんだけど(91) 11 【真田隊】+++ 給料晒しスレ 67銭目 +++【絶望】(51) 12 ここはさわがしいにちゃんねるですね(7) 13 888 団子のうまい店を挙げるスレ 888(221) 14 【真夏の】屋根裏から泣き声が聞こえるんですが…【怪談】(231) 15 地球温暖化問題(981) 16 上杉のくのいちはエロカッコカワイイ(19) 17 【溶ける】なんか暑くね? 摂氏282度【焦げる】(1001)
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幸村が待っている部屋まで近づくと話し声が聞こえて来た。 どうやら客人がいるようだ。 部屋を遮る襖の前で立ち止まるとゆっくりと襖を開ける。 「真田隊、猿飛佐助、只今参りました」 敷板は跨がずに廊下で待機する。 幸村一人なら普段はこのような形式めいた事はしないのだが 客がいる手前幸村の部下としての立場をしっかり示した。 「佐助、顔を上げよ。佐助もこちらで座ると良い」 「御意」 幸村の言葉で室内に入ると適当な距離を置き正座してから 改めて客人の顔を見る。 「お久しぶりですな。佐助殿」 幸村と対面するように座る初老の男。 白髪混じりの髪をきっちりと結い上げ顔にも数本の 皺が刻まれてはいるが顔立ちから若い頃はなかなかの 美男子だったろうと伺える容姿をしている。 物腰や紳士的な態度からもさぞやモテたであろう。 (・・・これはまた意外な人が) 「お久しぶりです。大熊殿」 佐助は男・・・大熊朝秀に頭を下げた。 かつては上杉軍の中でもこの人ありと言われ勇猛な武将。 だが意見の対立により上杉を去り、今では武田軍として その才能を発揮している かすが凌辱16
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「では口上を...」 「かすが。あまりわたしはそれがすきでは..」 「いえ、謙信様。私は主君を犯したのです。これはその戒めです。」 「そこまでいうなら。」 普通の忍びなら死なないといけねぇな。それ。んで?どんな口上? 「私は愚かにも主君の純を自らの最も汚れた血で奪いました。しかし徳深き我が主君はこの罪の穴に聖を施してくださります。」 うわ、其処まで言う? ありゃま。あんな風にアソコ突き出して。二本指でぱっくりと。 「どうか我が聖君、最も汚らわしく、最もはしたないこの罪の穴に、聖を施してください。」 「...ではいきますよ。」 お。 激しい。 軍神は後背位がすきみたいだね。あれじゃ獣だ。....もう一回終わって二回目か。妊娠しちゃ仕事できなくなるぞー。 さてと 当分続きそうだしとんずらしようかな。気付かれたら厄介だし。御館様には適当に言っとくか...。 .....もしあの二人が手に入ったら.....君臣丼にしてやる。 この日を境に武田と上杉の衝突回数が増えはじめた。
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屋根の上で仰向けに寝転んだ佐助は星を眺めていた。 空にはあの夕暮れの時と同じ宵の明星が輝いている。 あいつは元気にしているかな、などという佐助の感傷をよそに、 さっきから熱血師弟が互いを呼び合いながら殴り合っていた。 いい加減止める頃合だ。佐助は溜め息を吐くと胡座をかいた。 遠く越後で彼女も溜め息を吐いているだろう。 そろそろ彼女の主が晩酌を始める時間だ。 謙信は大胆にも毎晩独りで縁側に腰掛け、梅干しだけを肴に手酌で呑む。 危険だからせめて供を付けるか屋内で嗜んで欲しいとかすがは嘆いているらしい。 今一つ考えの読めない謙信だが、佐助は感謝している事があった。 高潔な彼は決してかすがを閨に送らないのだ。 あのまま閨に送られる日々が続いていたら彼女は遠からず自害していただろう。 皮肉な結果だが武田を出たからこそ彼女は今日まで生きている。 いつか夜明けが訪れたら、約束通り彼女を自分の故郷へ連れて行きたい。 一緒に暮らすのもきっと悪くないと思う。 それまで悪態をつかれようが邪険にされようが、危なっかしい彼女を見守って行こう。 それが暗闇から彼女を救えなかった自分への罰だ。 さてと、と佐助は立ち上がる。 (お互い、頑張ろうな) 佐助は微笑み掛けた。 彼女も見ている、この星空へ。
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幸村の夜着を脱がせると、幸村は嬉しそうに小十郎の夜着に手をかけた。 戦装束の形に焼けた肌は、いつ見ても愉快だ。顔も、しっかりと鉢巻の形に焼けている。 「何か?」 「いや。……痩せたな」 「冬は閉じこもっていた故。戦とあらばお供いたしまする」 「それは心強いが、信玄公が許すのか?」 信玄の名を出すと、幸村の手が止まった。俯き、緩く首を振る。 「お館様が許さずとも、俺は出る」 振り切るように夜着を放り投げ、唇を押し付けてきた。唇を離して瞳を見ると、物憂げに揺れている。 「……もし、」 「もし?」 「奥州と、甲斐が戦い、小十郎殿とお館様が戦ったら」 伊達と武田は、同盟を結んでいる。 しかし同盟などいつでも簡単に裏切られる。伊達と武田が戦になったとき、どう転んでも 幸村の立場は危ないものになるだろう。 「……どちらにつく」 意地が悪いと思いながらも、問わずにはいられなかった。幸村は顔を伏せた。 「最後まで迷うだろう。小十郎殿も、お館様も、どちらも死んで欲しくない。 だが、武人の命をかけた戦いを止められるとも思えぬ。どちらにも加担できぬ。 ……故に、最後まで迷い、生き残った方につく。そして、もう片方を助けられなかった ことを悔いて生きる。死を選ぶ事など、俺にはできぬ」 幸村は優しい。すべての命を救い、すべての人を助けようとする。 切り捨てる命があってはならない、と考えているところがある。それは綺麗事でしかない事は、 幸村も理解している。 そういう武人だからこそ、強くあろうとするのだろう。 皆を守れるように。救えるように。 政宗がいれば、奥州が栄えればいいと思っている小十郎とは、対極の考えだった。 「……俺が、信玄公を討つ事にならぬよう、お前が尽力すればいい」 「はい」 顔を上げ、にこりと笑う。もう紅がすっかり落ちてしまった唇を啄ばむと、 幸村の手が小十郎の首にかかった。 冷えることのない温かな指が、小十郎のうなじに絡む。もっととせがむ唇を思うままに 吸いながら褥に押し倒す。 褥に広がる茶色い髪を一房つまんだ。触ると柔らかで猫の毛のようだ。 髪にそっと唇を落としてから、幸村の体に覆い被さった。 耳朶を食めば幸村はきゅっと目を瞑った。声を堪えるために歯を食いしばる様子がおかしくて、 耳を食みながら唇に指を這わせた。 「可愛いヤツだな」 「か、かわ、いい?」 ひっくり返った声もまた愛しい。 くつくつと喉の奥で笑いながら、幸村の体を抱き締め背を撫でる。 幸村はようやく目を開け、小十郎の頭をそっと抱いた。 感じる場所、弱い場所を攻めれば息が上がってくる。 まだ幼さを残した肌は、小十郎とは違う人生を生きていることを知らせてくる。 若く、幼く、素直な体。 この上なくいとおしい。 「ん……ぁっ……」 堪え切れずに漏れる声はまだまだうぶだ。反応も素直で、計算や媚びとは無縁だった。 胸に触れると恥ずかしそうに体を捻って顔を敷布に埋める。 「なんだ? 胸は嫌か?」 「な、なんと、いう、か、その」 背中に圧し掛かり、真っ赤になった耳を食めば言葉を繋ぐことができずに喘ぎ声が漏れた。 「このままでも俺はいいぜ?」 ふうっと耳に息を吹きかけ、うなじに唇を寄せた。幸村はきつく敷布を握り締め、 押し寄せる快楽に全身で立ち向かっている。 立ち向かうものじゃないだろう、とからかえば、見苦しい姿など見せられぬ、と 必死の答えが返ってくる。 背に舌を這わせ、単調にならないように跡を残した。 先日の情事の跡はもう残っていない。血の巡りがかなりいいらしく、傷が治るのも早い。 尻に指を這わせ、秘所の辺りを探った。びくり、と体が跳ねる。 奥州の休日9
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気づかぬうちに、結構な深手を負っていたらしい。 信玄にも佐助にも散々に怒られた。無理からぬことだった。 しかし、独眼竜との邂逅を信玄に告げると、彼はまず為政者の顔になった。 奥州と甲斐は、対立関係にはないが友好関係にもない。 また、あちらから攻め入るには距離がありすぎる。そのようなことを考えていたのだろう。 そして次に、信玄は満足げにうなずいた。 「奥州の小僧のおかげで、おぬしも成長したような気がするわ」 いつものように「まことにございますかお館さま!」と叫ぶことができず、幸村はかしこまって頭を下げた。 このころになって、身体が傷の痛みを訴え出した。 ――幸村が、物心がついて初めて私利私欲で槍を振るった相手。 独眼竜との出会いが幸村に与えたものは、小さくなかった。 武田家とは無関係のところで出会ったとしても、また自分はあの竜に得物を向けるだろう。 そんな予想が幸村の胸にはあった。 それだけでない。幸村は、さまざまなものをについて初めて明確に思うようになった。 たとえば、花の美しさと刃物の美しさはまったく別のものなのだ、と。 武芸一辺倒で風流を解しない幸村にしては、格段の進歩だった。 ……独眼竜は、花でも刃物でもなく、弓張月の美しさだ。 夢のまた夢6
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とりあえず座って、と促されるまま、並んでいる二人の忍びの前に座ると、 佐助が説明をはじめた。彼の話を要約すると、彼らは実は恋仲であるものの、 立場上やすやすと外で会うこともできず、時折こうして夜半にどちらかの部屋まで来ては 肌を温めあうのだということだった。いまだ混乱がおさまらない頭で、幸村は必死になって 理解しようと唸る。 しかし、と幸村は思う。いくら恋仲といっても、彼らは忍である。武田の情報が 上杉に流れているということはないのだろうか。 そんな考えが顔に出ていたのか、ふと幸村の顔を見た佐助が、へらっと笑ってこたえた。 「大丈夫だよ、真田の旦那。俺たち、ちゃーんと自分の立場わかってるからさ。 たとえば、こんなことしても――」 佐助が、おもむろにかすがの乳を揉みしだき始めた。男の手のひらによって、柔らかそうな 乳が形をかえて幸村を誘惑する。 「こんなことしても」 人さし指と親指で、胸の頂点をつまむ。そこだけは、乳房で唯一硬くなっているようだ。 指先をこするように動かされ、かすがの白い肌がたちまち薄桃色に染まっていく。 彼女が視線を上に向けて佐助と目をあわせると、どちらからともなく、くちびるを重ねた。 最初はそこに相手がいるのか確認するように。そして次第に角度をかえていき、ついには 舌を絡めはじめた。幸村が頭のなかで精一杯絶叫しているあいだも、ふたりは息を荒くして 口元から漏れる粘っこい音を虎の若子に聞かせていた。 「――俺たちはお互いの軍の情報を漏らしたりしない。ちゃんとわきまえてるって。 な、かすが」 ようやっとくちびるを離した佐助がかすがに目を向けると、上杉の忍びは首肯した。 たしかに、二人の言うとおりかもしれない。最近武田の動きが上杉に筒抜けだという話はない。 逆もまた然り。幸村は自分なりに頭の整理をして、佐助を見遣ってうなずいた。 合点がいった、と。 「わかってくれた? それじゃ俺たちはさっきの続きやるから、旦那はそこで見てな」 事も無げに言い放たれた佐助の言葉に、幸村は固まった。その間に佐助はかすがに 覆い被さってしまい、しかも彼女も嫌がる素振りを見せず、どこか悦んでいる。 「んんん! んんんんんんんッ!」 はっとした幸村が声にならない声で抗議する。ふたりの関係はわかった、理解した。 だから解放してくれるんじゃあないのか、と。だが忍たちは幸村など最初から いなかったとでもいうように、お互いの体を擦りあわせている。もしかしたら幸村の口元と 腕の自由を奪ったのは、彼が大声を出したりしないようになどではなく、 見せつけるためだったのではと思えるほどだ。 佐助がかすがの胸部に舌を這わせる。かすがは体をふるわせて、短く息を吐き出した。 「ふんんんんんーッ!」 なおも幸村の抗議はつづく。 男の舌は胸乳のうえを移動して、頂点に行き着いた。そして舌を尖らせてつついたかと思えば、 佐助は乳首を口に含んでしまった。それから耳を澄ませばちうちうと音が 聞こえてきそうなほどの勢いで吸い始めたのである。 そんな稚児のごとき事を――幸村は佐助の行動に目を疑ったが、かすがが何も抵抗せず これまた悦んでいるのを見て、さらに目を疑った。深い関係にある男女の行いとは、 己の理解を軽々と超えている。 しかし、そのような行為から視線を逸らせない自分がいるというのが現状だ。抗議の声は いつのまにか消えていた。 佐助×かすが×幸村 3
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⬡出演作品 浅井長政(桜田航成) お市(玉置成実) お市(高柳明音) 京極マリア(大湖せしる) 第5弾舞台『戦国BASARA3宴』 ◯ ◯ 2013 第8弾舞台『戦国BASARA4』 ◯ ◯ 2014 第9弾舞台『戦国BASARAvsDevil May Cry』 ◯ 2015 第10弾舞台『戦国BASARA4皇』 ◯ 2016 第14弾斬劇『戦国BASARA』~第六天魔王~ ◯ ◯ ◯ 2018 第15弾斬劇『戦国BASARA』蒼紅乱世『紅』未来への誇り ◯ 2018 第16弾斬劇『戦国BASARA』蒼紅乱世『蒼』THE PRIDE ◯ 2018 第17弾斬劇『戦国BASARA』天政奉還 ◯ ◯ 2019 ⬡出演イベント 浅井長政(桜田航成) お市(玉置成実) お市(高柳明音) 京極マリア(大湖せしる) 舞台「戦国BASARA」武将祭2013 ◯ ◯ 2013 バサラ祭2015 ~冬の陣~ ◯ ◯ 2015 BASARACLUBファンミーティング2016冬(昼) ◯ 2016 BASARACLUBファンミーティング2018秋(昼) ◯ 2018 ⬡参考リンク https //dic.pixiv.net/a/%E8%88%9E%E5%8F%B0%E6%88%A6%E5%9B%BDBASARA#h3_6
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川中島での合戦から、半年が過ぎた。 武田は上杉の地を領地に加えたものの、長年のライバルであった軍神を倒した事に より気が抜けたのか、信玄公の体が優れない日々が続き、それ以上の大きな動きは なかった。その間、信玄公の体調に伴って幸村の元気も上昇と下降を繰り返してい るが、対照的に佐助は落ち着いたもので淡々と任務をこなしていた。 残暑も過ぎ木々も紅葉を始めたある日、佐助は幸村に呼ばれた。幸村と会うのは 実に七日ぶりであった。ここ数日、信玄公の状態が良くないとは聞いていたので、さ ぞや機嫌が悪いだろうと思いながら声をかけ、部屋に入る。 佐助の予想は外れた。落ち着いた様子の幸村が、姿勢を正して上座に座している。 こちらを向いた幸村に促され、向かい合って座った。幸村は何も言わず、ただ佐助を 見ている。普段、こういう時は佐助が口を開いて適当な会話で場を持たせるが、何故 か今日は口が動かない。佐助を見つめる幸村の真剣な瞳は驚くほど澄んでおり、目 を合わせた瞬間、ああ同じだ、と感じて佐助は顔を下に向けた。それを見た幸村の顔色が変わる。佐助は嫌な予感がしたが、既に遅かった。 静かな部屋に幸村の声が響いた。 佐助×かすが(死にネタ)4